呼吸を整える

呼吸を整える

2020年8月10日 Off By 運営部

いざ人前に立つと、どうしても、防衛本能が働いて身体が緊張してしまいます。あがり症克服のための第一歩としては、まず、身体をリラックスさせることが重要です。そのためにはどうすれば良いのでしょう?
一番簡単な方法が逆腹式呼吸です。逆腹式呼吸って初めて聞く、どうすればいいの?と思ってる方もいますよね。ポイントはたった一つだけ、簡単です。
「吐くときに、身体をゆるめる!」
だいたい、リラックスしようとしている時に、「お腹を膨らます」とか「横隔膜がどう」とか、そんなことをいちいち意識していたらリラックスなんてできませんよね。だから、重要な部分である「吐くときに身体をゆるめる」ことだけ実践すればOK。数分もしないうちにリラックスのコツが身につきます。
それでは、実際にやってみましょう。
1.まず、息を吐くことから始めます。鼻からでも口からでも、やりやすいほうで。ゆっくりと息を吐き、それに合わせて全身をありったけゆるめます。すると、勝手にお腹が出ますよ。触ってみてください。お腹が出ていなかったら、まだ、ゆるめ方が足りていないですね。もっとゆるめてくださいー。
2.息を吐いた後は、必ず、息を吸いたくなります。その時は、軽く吸ってください。
3.そして、またゆっくりと息を吐きます、身体をゆるめながら。吸う時間の倍くらいの時間をかけて、ゆっくりと吐きます。力を抜いてくださいー、脱力してくださいー。
4.そしてまた、息を吸います。軽く吸ってください。
という感じで。重要なのは、息を吐く時です。全身をありったけゆるめます。ゆるめると、勝手にお腹が出ますので、意識的にやらなくていいです。次に、吸う時ですが、力が少し入るので、勝手にお腹が凹みます。これも、意識的にやらなくていいです。この方法で、自然と逆腹式呼吸になります。ポイントは「吐くときに、とにかく身体をゆるめる」とだけ覚えてください。